安かろうよかろうで選んでしまって

ご近所で塗装をお願いするお宅があり、そこの請負業者が我が家に営業しに来たのが事の発端です。 当時は実家暮らしで応対したのは母ですが、今契約するとご近所の塗装と同時にできるので50%オフという勧誘を受けたそうです。 塗装の相場が分からないので、そんなものかと納得しましたが、いざお願いしたらとんでもなく手抜きな塗装です。 わずか半年で塗装がボロボロと剥げ落ち、剥げ落ちた塗装の欠片を見ると鰹節のように薄いのです。塗料を水増しして薄く塗っているのは明らかです。 抗議の電話を入れたものの、すでに会社が倒産し連絡が付かず、結局泣き寝入りで終わるはめになります。 ご近所で同じ業者に任せた家はすべて同じ被害に遭っています。 きちんと業者を選別せず、飛び込み営業するような、不自然に安い業者を選んだのが間違いです。 ご近所と共同受注だからおかしな塗装はしないだろうと油断したのも誤りです。 詐欺に騙される王道のような被害ですが、まさか我が家がこんな単純な詐欺に騙されるとは思わなかったのです。 失敗しない為にはどうすればよかったと思いますか。 自ら業者を選んで、安かろう悪かろうという業者に託さないことです。 業者も材料費、人件費がかかります。ある程度高く付くのは当たり前です。いくら共同受注でも50%も割り引くなど不自然です。 こんな不自然がまかり通るのは、材料費をケチって水増しするか、人件費を極限まで抑えた悪徳経営かのどちらかです。冷静に考えればすぐ分かることですが、お得感という餌に釣られてしまった事が問題の根元です。 これに懲りたのか、両親が次に塗装工事を依頼した業者は自ら選び、工事中は父がずっと見張っていたそうです。価格は前の悪徳業者に比べて割高でしたが、当然ながら剥げず今でも壁は綺麗なままです。 安易な共同受注に乗らないのはもちろん、不自然に安い業者は必ずどこかに問題があると思ってパスする決断力が一番大事です